薄毛・抜け毛は男性にとって永遠の悩みのはずです。
若い方はもちろん、年配の方までその悩みはつきることありません。
頭髪を気にしてカツラの使用や植毛などを実際に行なっている方も多いはずですがその維持などにかかる費用は決して馬鹿にならないものです。
AGA治療の新薬が開発された今、これからは病院で自毛を生やす時代。
しかし、その処方や治療に対して分からないことが多く、ほとんどの患者さんが病院での治療に二の足を踏んでいる状態ではないでしょうか?
今回は『日本臨床医学発毛協会』の会長でもあり、アンチエイジング医療・頭髪医療のエキスパートでもある日本抗老化医学会理事長松山淳先生にいろいろ聞いてみました。
■何故、先生は日本臨床医学発毛協会を発足しようと思ったのですか?
現在、発毛、特に男性型脱毛症であるAGAについてはテレビコマーシャルでも「医師に相談しましょう」などとAGA治療に関して積極的に行われています。
ところが実際に医療機関などで治療を受ける方はまだまだ少ない事、深刻な悩みである脱毛症に付込み、莫大な金額を要求する業者の数が後を絶たないという現状に不満を感じていたからです。
■脱毛症が治療できるなら莫大な金額を出しても良いという方も多いでしょうね。
そうです。だから、それらの氾濫する不安商法を深刻にとらえ警鐘をならす必要があります。
AGAで悩んでいる方は、正しい知識を持った医師の診断の元、AGA治療の薬剤や育毛剤、サプリメントなどを適正な価格で提供されるのが当然ですし、適切なケアが発毛への一番の近道であると知ってもらいたいのです。
■なるほど、やはり病院での治療が一番なのですか?
もちろんです。
現在では「フィナステリド(商品名:プロペシア)」が開発され、それをある程度の期間服用することで日本での臨床研究では98%の有効率という非常に高い効果がえられます。
■しかし、いざAGAを治療したいとき、いったい何科に行ったら良いのかちょっと疑問なんですが?
AGA治療の専門は皮膚科、または形成外科などと思われがちですが、実はAGA治療薬はどんな医療機関でも処方できます。極端な話を言うと眼科などでも処方だけは可能なのです。
■ええっ、そうなんですか!
私もてっきり皮膚科だと思っていました。
はい。でもそう考える方がほとんどです。
現在の日本では頭髪に関するエキスパートと呼ばれる医師が実に少なく、ほとんどの医師が専門知識をもっていないのが現実です。つまり頭髪医療のスタートラインにようやく至ったという事なのです。
ということは逆にどんな医師でも正しい知識さえ充実させれば頭髪治療のエキスパートになりうるということです。
だから、AGA治療を考える方は「何科なのか」ということにはこだわらず、まず頭髪治療の知識を持つ医師かどうかを見極めて医療機関を選ぶことがベストです。
■しかし、なかなか正しい知識を持った医師を探すのは難しいですよね?
『日本臨床医学発毛協会』を発足した理由の一つとしてそれもあげられます。
協会では育毛外来を行っていないという医療機関にも育毛・発毛に関する専門的な知識や情報を定期的に提供する事で、正しい診断や治療が行えるようスキルアップを徹底的にサポートします。
そして「どこの医療機関に行ったらいいかわからない?」というAGAの悩みを抱えている患者さんに対して、「正しい診断ができる」という医療機関を自信をもって紹介するためなのです。
■なるほど、お医者様を育てるとともに、患者さんも紹介をするという実に合理的な組織なんですね。
医師が患者さんに対して良質な診断とともに育毛の指導・処方をするわけですから患者さんも安心というわけです。
そして協会では、患者さんに対しても育毛に関するサポートをしっかりします。
というのもプロペシアなどで発毛をしても生活習慣や食生活のせいで、せっかく生えた毛を育てることができない。つまり薄毛のままという方も多いのです。
■それは問題ですね。毛をしっかり増やすのは結構難しいものなのですか?
いえ、しっかりとしたケア用品を使用して、正しいケアを行えば育毛はそれほど難しいことではありません。しかし、市販の育毛剤や自分の体質に合わないケア用品の使用など、間違ったケア方法を行うと十分発毛の力を活かせないのです。
■もったいない話ですね。せっかく生えてもまた抜けてしまったら…。
そうです。だからしっかりとしたケアの必要性を協会では提言するとともに、患者さんがしっかりとAGAの悩みを解消できるまで、質問や相談を受けるなどをしてアドバイスを行います。適切な指導の元、AGA解消のサポート・ケアができる環境を整えているのです。
とにかくAGAで悩んでいる方は、まず当協会に相談していただくことをおすすめします。数ヶ月後にはきっと、薄毛で悩んでいたことを忘れてしまうことになるはずです。ぜひ、お気軽にお問合せ下さい。
また、当協会の目的や主旨に賛同していただける医師の方のお問合せもぜひお待ちしております。
※「■」はインタビュアーの言葉です。